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ホームカラーについて

   

 

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皆さまこんにちは!

 

いつもご覧頂き誠にありがとうございます(^^)

 

今回はホームカラーについて解説していきます。

 

近年、ホームカラーの出荷本数がサロンカラーの出荷本数を大きく上回っているそうです。

 

つまり「美容室でカラーをする人」より「ご自宅で染めるホームカラーをする人」が多いという事です。

 

僕もたまに市場調査を兼ねて売り場を見てまわるのですが、たくさんの種類が置いてありますね!?

 

シャンプー同様、何を選んでいいかわかりませんよね(笑)

 

どのカラー剤を選ぶのがおすすめとかはないのですが、今回はそのホームカラーについて美容師として解説していきたいと思いますのでよろしくお願いします!

 

 


 

家で染めるカラーはなぜダメなんですか?

 

実際サロンカラーとホームカラーは何がどう違うのかご存知ですか?

 

テレビのCMもたくさんやっているしダメなものじゃないでしょ?値段も手ごろだし。何より家でできるから簡単。美容室は高いし、予約を取るのがちょっと…。だから根元の白髪が目立つ度に染めいます!

 

なんて方もいらっしゃると思います。

 

でも美容師は口を揃えて「髪が痛むのでホームカラーはやめて下さい。」と言われませんか?

 

答え

 

ホームカラーをされているほとんどの方はダメージしている箇所が同じ。

それは「自分が見える箇所」です。

つまり顔回り。

生え際・こめかみ・もみあげ・分け目。

加えて残留物が蓄積し、頭皮も髪も悲鳴を上げています…。

ホームカラーダメージの本質とは?

 

 

確かに「カラー」という言葉、染まるという結果だけを見れば同じです。

 

正直、内容成分はサロンカラーとホームカラーはほとんど変わりません。

 

ただ、ホームカラーは誰が染めても染まる仕組みになっているので、サロンカラーに比べ少しダメージは大きいです。(クリームタイプのみ。泡カラーは別物ですので絶対使わないで下さい

 

ですが、リベリュールではホームカラーをされている髪へのパーマや縮毛矯正は基本的にお断りしています。それでもやってほしいという方はノークレーム(施術後のお直しができない事)を了解頂いた方のみ承っています。

 

前述した通り、ホームカラーをされているほとんどの方は、ダメージしている箇所が同じなんです。

 

それは「自分が見える箇所」です。つまり顔回り。

 

生え際・こめかみ・もみあげ・分け目

 

WP用ホームカラー

 

ここばかりカラーをくり返しやっているので、後頭部や耳後ろ、首回りとのダメージレベルの差がかなりあり、ムラになっているのです。頻繁にカラーをされるおしゃれな方は3週間に1度、もっとすごい方は1週間に1度染める方もいます。

 

しかも、正確に『根元の伸びた部分だけをリタッチ』するのではなく、既染毛(すでにカラーをしている箇所)にまで毎回カラーをしています。

 

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ホームカラーされている方は毛先は塗ってないわ。根元の伸びたところしか塗ってないわよ?とおっしゃっているのですが、私たちプロの美容師でも、自分の頭を自分で正確にリタッチする事はできません

 

自分でカラーをする事がどんなに難しいかよくわかっています。

 

自分では塗っていないつもりでも、ダメージの状態を見れば一目瞭然。

 

残念ながら、髪は年齢と共に細くなり、ボリュームが出にくくなります。

 

そんなデリケートな時期の髪に、毛先まで毎回カラーをすることが、どれほど髪にダメージを与えているのか…。

 

染めているご本人様は気がついていません。

 

だから、説明しても「私の髪ってそんなに傷んでいますか!?」とびっくりされます。

カラーダメージはコレが原因

 

サロンカラーは私たち美容師が髪質や残留ティント(髪に残った染料)を見極め、かつ、新生毛と既染毛で薬剤のパワーを塗り分けて施術しています。

 

カラーによる毛髪ダメージの主な成分はアルカリ過酸化水素

 

アルカリは直接キューティクルの剥離を促し、毛髪内部のコルテックスまで分解。

 

WP用 カラーの仕組み

 

残留したアルカリは紫外線に当たるだけで活性酸素が発生するのですが、アルカリが残留している間は活性酸素が作られ続け、髪にダメージを与え続けます。

 

過酸化水素はアルカリ剤と化学反応を起こし、活性酸素を発生させ、染料を発色させます。

 

この過酸化水素も残留性が高い薬剤で、頭皮に残留することで「頭皮の老化」を促進します。

 

さらに、ヘアカラーには「ジアミン」というアレルギー成分が配合されているのですが、このジアミン、花粉症と同じようにある日突然アレルギー症状をひき起こします。

 

ジアミンアレルギーは発症したら最後、二度とカラーができなくなります

 

使えるのはマニキュアと100%天然のヘナ・ノンジアミンカラーだけ。

 

当店ではできる限り不必要な残留物の除去・中和をしてお帰り頂いているのですが、このようなリスクを知らず、家で簡単にできるからといって安易にホームカラーを使い続けると髪はどうなるか…。

 

頭皮は乾燥・血行不良を起こし、毛乳頭に栄養が届きにくくなります

(言葉悪いですが直球で…ハゲるって事です笑)

 

当然パーマや縮毛矯正はかからなくなり、最悪チリチリな状態に…。

 

カラーも染料が濃く入りすぎてご希望の色が作りにくくなります。

 

ですのでリベリュールではホームカラーをしている方にパーマや縮毛矯正の施術は、基本的にはお断りしています。

 

ダメージレベルのムラ・頭皮の状態・デザインの作りにくさを考えると、お客様のご要望にお応えできません

 

もちろん最大限できる事は施しますが、それでもやり直しができない為お断りしています。

 

また、美容室を選ぶ際にはカラーを施術する時にどんなケアをしているのか事前に質問するのもオススメです。

 

しっかり髪と向き合っている美容室はこれら基本的な事を考えて施術してくれます。

 

最後に、カラーの残留物は1週間かけて少しずつ取り除く事も大切。

 

先ほど美容室でできる限り除去・中和をしているとお伝えしたのですが、実は美容室でも100%除去する事ができません。

 

というのも、アルカリを完全に弱酸性(髪の良い状態は弱酸性)に戻すには、とても強い「酸」が必要です。

 

カラーでアルカリに傾いた髪を、弱酸性に戻すには「強酸」が必要になるのですが、髪に強酸を使うと過収斂(かしゅうれん)をおこし、さらにダメージが進行してしまいます。

 

そうならない為にも「カラー後の適切なホームケア」を行って頂く事が、もっともダメージレスなカラーと言えるのではないでしょうか。

 

綺麗な髪を維持しながらカラーを楽しんで頂くには、できる限り美容師に任せて頂けると幸いです。

 

正直、ホームカラーを続ける事で皆さまにメリットになる事は、「安さ」以外ないような気がします。

 

最近【髪質改善】を謳った美容室が増えてきましたが、ただ髪に艶を出す事が本当に髪質改善なのか疑問です。

 

こういった基本に忠実な施術が本当の意味での髪質改善と考え、リベリュールではご提案しています。

まとめ

 

カラーが髪に悪いのは皆さんご存知だと思います。

 

でもカラーって楽しいですよね?僕も毎月カラーしています。

 

白髪染めはせざるを得ないところがありますが、それでも印象が全く違って見えますし、今の日本人にはなくてはならないものになりました。

 

その分このようなリスクがある事もしっかり理解する事が大切ではないでしょうか?

 

ホームカラーのデメリット

 

☑ 頭皮・髪ともに極端なダメージを伴う

 

☑ 頭皮の過乾燥

 

☑ 頭皮がにおう

 

☑ 頻度によりますが、ジアミンかぶれの発症リスクが上がる

 

ホームカラーのメリット

 

☑ 手軽

 

☑ 安い

 

ここまで書いてなんですが、正直ホームカラーを続ける事でのメリットは「安さ」以外ないと思います。

 

安いからホームカラーをされていると思いますが、5年~10年と長い期間で見ると、後々お金がかかるような気がします…。

 

20代のうちは良いんですけどね(^^;

 

 

 

今回も長々と読んで頂き誠にありがとうございました!

 

まだまだたくさんありますので、今後もよろしくお願いします(^^)

 

 

 

 - お手入れ, 艶と髪質改善