50代のお客様です。

左は初めてご来店頂いた時のお写真です。
髪質改善の美容室に行かれてたのですが、まとまらないのでご相談にいらっしゃいました。

初めてのご来店時です

髪質改善のトリートメントを毎月されていました

「お客様の髪は1ヶ月に1度髪質改善をしていただくと、3回で髪は綺麗になりますよ！」といってコースで契約させて、毎月還元剤又は還元剤のような成分をつけると髪はどうなるのですか？

本当に痛まないのですか？

なぜ髪質改善の薬を塗って前髪にカールがつくのですか？

お客様にはきちんと説明し、当店ではパーマ液を使う時はパーマ液を使うと説明しています。

エイジング毛とくせ毛の混合毛は、アイロンかパーマ液を使わないと艶はでません。

アイロンを使っても汗をかいたり雨が降ると１日キープできません。

それは

髪が本来そのようなら性質をもっている

からです。

下は1年後のお写真です。

１年後

適切なヘアケアと適切な施術です

シャンプーを2種類・トリートメントを2種類使って頂き、根気よくご自宅でもケアして頂きました。

それと、当店のトリートメントストレートを施術させて頂き、毎月の白髪染めとトリートメントで極力ダメージを軽減していくことをご提案させて頂きました。

1度痛んでしまった髪はもう治りません。

トリートメントはあくまで擬似的にパテ埋めをする技術です。

だから少しずつ毛先を整えて、1年後には透明感のある髪本来の自然なまとまりに変わりました。

適切な施術とは、例えばこちらのお客様はくせ毛とエイジング毛による絡まりとふわふわでまとまらない事がお悩みでした。

縮毛矯正をするのもいいのですが、エイジング毛の短い髪の毛は縮毛矯正の薬剤に耐えられない事があります。

その場合ストレートのもちを諦めて頂き、よわ〜いパーマ液でコルテックスを緩める程度に作用させながら、その力を使ってケラチンをとことんまで入れ込みます。

それだけでも手触りとまとまりが全然変わります。

それをご体感頂き、気に入って頂けたのでご自宅のケアと一緒に頑張って頂きました。

これが僕の考える適切な施術です。

もしお客様がもちをお求めであれば、髪のダメージは少し我慢して頂き縮毛矯正をさせて頂きます。

どんな技術も一長一短です

完璧なものはありません

ですが僕にできる最大限の技術を提供させて頂きます。

できる・できないをきちんと説明する事って難しいですがとても大事な事だと僕は思います。

※毛先10㎝はアイロンで毛先を丸めています。
※弱いパーマ液を使用しています。縮毛矯正ではありません。