縮毛矯正を髪質改善って言ったらダメ

50代のお客様です。

はじめは全くわからなかった。
なぜこんなに髪が傷んでいるのか…。
お客様ってわからないじゃないですか？何をされているのか。
わからなくていいんですよ？それが当たり前ですから。

だからといって縮毛矯正を髪質改善って言ったらダメ。

お客様はなんでこんなに髪がパサパサするかわからなくて困ってるんですよ？
だって髪質改善って言葉、さらさらになって綺麗になるように思うじゃないですか？
履歴伺って、カラーしてシャンプーしてカットして、1回目はわからなかった。
お客様は何とかっていう名前の髪質改善したっておっしゃるんです。
そのあとパーマかけましたって。
でもどう考えてもパーマだけのダメージではない。

どんなに弱いパーマ液でも還元剤をつけてアイロンしたらそれは縮毛矯正

2回目だったと思います。
縮毛矯正かかっているとわかったのが。
髪質改善といって使っていたのはパーマ液とアイロン。
完全に縮毛矯正です。
その髪にパーマをかけていました。
もしかしたら美容師さんは縮毛矯正と思ってなかったのかもしれません。

でも、どんなに弱いパーマ液でも、たとえコスメと化粧品っぽい名前がついてるパーマ液でも、還元剤をつけてアイロンしたらそれは縮毛矯正です。

その髪にパーマをかけたらお客様は自分でお手入れできなくなってしまいます。
絡まってバサバサで手に負えなくなってしまいます。
原因がわかったのでとにかく傷んだところは切り、途中くせでまとめにくくなったので縮毛矯正をしました。

縮毛矯正にパーマのリスク

afterの写真は毛先10センチアイロンで丸めています。
ダメージが蓄積しているところを全部切るまで約2年。
インスタの髪質改善などでよく見かける傷んだ髪が蘇ったような写真。
ブリーチしても綺麗になるように見える写真。
集客にインパクトが大事なのはわかりますが、傷んだ髪は絶対もとに戻りません。
切るしかないです。

少しずつですがお客様は扱いやすくなったと喜んでくれました。
もちろんご自宅でのシャンプーは変えていただいてます。

こうやって髪に悩んでいる方、たくさんいらっしゃると思います。
だからもし髪の事で何かお悩みなどありましたらお気軽にご相談ください！