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この記事について
いつもありがとうございます!
前回のトリートメントについて①の続きです!
リベリュールではトリートメントの前に、必ずクレンジングを行います。
歯医者さんでいうところの歯石除去です(笑)
日々のケアでは取り切れないシャンプーのすすぎ残しや頭皮の角質・過剰に付着したシリコンなどを除去する事で、薬剤の浸透がムラになるのを防ぎます。
除去するとこんな感じで汚れが浮いてきます。
白いアクのようなものが浮いてくるのですが、使っているシャンプーやお手入れ方法によっては茶色いかたまりのようなものが浮いてきます…
それほど日々のお手入れでは落としきれない色々なものが残留しているということです。
除去が終わると薬剤の過剰反応を防ぐために「前処理」という作業を行います。
お肉に塩・コショウをふるイメージです(^^;
あくまで例えですからね(笑)
本当に塩コショウをふっているわけではありませんからね(笑)
髪質によっては、柔らかさを出すためにもう1つトリートメントを加える事があるので、前処理(下味)として2~3種類のトリートメントを塗布します。
カラーをする方はこのままカラーへ、パーマをする方はこのままパーマへ工程をすすめます。
次は中間処理という工程に移ります。
じっくりコトコト煮込むところですかね?隠し味や家庭の味にする工程といったところでしょうか?(例えが悪いですかね??)
除去剤が2種類。この処理をするとしないでは髪にかかる負担が全然違います。
ここまでをまとめると、まず、前処理で薬剤の過剰反応を防ぎ&薬剤の浸透ムラを防ぐ、中間処理として薬剤の残留物を除去する、という工程です。
で、最後です。
テレビや雑誌などでダメージホールって聞いた事ありますか?
専門用語で「ボイド」っていいます。
髪はダメージが蓄積すると穴ぼこができます。チーズに穴ぼこが空いた感じです(笑)
僕はいつもトリートメントを「パテ埋め」に例えているのですが、ボコボコした壁なども、パテを埋めてやすりか何かで表面を整えると綺麗に見えますよね?
なおったように見えますよね?
トリートメントの最後の工程は、このパテ埋めです。
髪の穴を埋めるのに、髪質に合わせて2~3種類の脂を重ねてつけます。
たまにつけすぎてベッタベタにしてしまいます(笑)
最後の最後に浸透圧の原理を利用し、定着させます。
シャンプーからこの工程までで約30分です。
ここまでしっかりトリートメントをするので結果が違います。
ということで、今僕が知っている限り1番髪に負担のない工程をメニューに組み込ませて頂きました。
なんとなくイメージして頂いたでしょうか?
けっしてトリートメントで髪が治ることはありません。
ですがダメージを最小限に抑え、限りなくダメージゼロにする事は可能です。
そのおかげで、お客様はお友達や職場のかたに、「髪がキレイね!なにしているの?どこの美容室行ってるの?」って聞かれるそうです(#^^#)
今回はトリートメントについて書かせて頂いたのですが、ご理解いただけたでしょうか?
例えが悪いとか、わかりにくいなどありましたら、ぜひ教えてください!
今日もありがとうございました!
この記事を書いた人
名村 武彦
はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。
髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!
はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
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