なぜ世の中には女性専用や男性専用といった分け方があるのか？

結論から言うと
女性用・男性用、世の中色々ありますが、頭皮の構造・髪の構造はそんなに変わりません！

男性育毛剤を女性が使っていいですか？という質問をYoutubeでいただきました。
Web上ではそれを女性が使ってはいけないという記事がたくさんありました。
※医薬品はダメです。必ずお医者さんの指示に従ってください。

育毛剤は医薬部外品とはいえ化粧品ですよね？
それなら間違えて男性用を女性が使って体に異変があるものを販売してもいいのでしょうか？

薬機法には化粧品の定義が記されています。

簡単に言うと

「皮膚・毛髪を健やかに保ち、人体に対して作用が緩和なもの」

男性用の育毛剤を女性が使うとホルモンの関係でダメという記事も見かけました。
でもそんな作用の強いものを販売してもいいのでしょうか？
それって人体に対して作用が緩和なものじゃないですよね？

僕が信用してるメーカーはそのような化粧品を作っていません。
少なくとも当店では販売しません。

男性用・女性用で違いがあるとすれば使用感の好み。
ただそれだけです。
※成分の合う・合わないを除く

成分の合う合わないは作用が強いという意味ではありません

誤解のないように補足します。
成分の合う・合わないは作用が強いという意味ではありません。
合う・合わないと作用が強いは似ていますがここではわけさせてください。

作用が強いとは、例えば

• ホルモンバランスを崩すような商品
• 使うと心臓がバクバクするような商品

の事をいいます。

成分が合わなくてかぶれることはありますのでそれは補足させて下さい。

「○○専用」はマーケティング施策

お顔の化粧水も男性用と女性用がありますよね？
シャンプーも男性用と女性用があります。
これについては僕もずっと疑問をもっていました。

でもマーケティングを勉強すると答えはそこにありました。

例えば

• カラー専用
• 卵かけご飯専用醤油
• 朝専用コーヒー
• 目元専用美容液

専用にするだけで特定のターゲットにメッセージが届く。
これはマーケティングの基本です。

その中でも男性用・女性用はマスが大きいのでどのメーカーも使いたがります。
ちなみに僕も使ってます笑

「大人のヘアケアチャンネル」

大人専用にしています。
この名前にした本当の理由は違いますが、マーケティングの1つといえば1つです。

お肌は少し男性の方が脂が出やすいので違いがありますが、髪の構造って男女の違いはないです。

頭皮の皮脂の分泌量にも違いはありますが、それは食生活に依存するので、女性でも男性より皮脂の分泌が多い方もいらっしゃいます。
※もちろん個人差はあります

いずれにしても毛髪に違いはありません。

当店では男性用・女性用で商品をわけるようなことはしていないです。
ただ使用感の好みによって、男性が好む質感・女性が好む質感があるだけです。
育毛剤も男女に違いはありません。
ホルモンバランスを崩すなんて危ない商品をお客様にすすめることはできません。

ただ世の中には作用の強い商品が確かに売られています。
それを見極められたらいいのですが、僕も使ってみないと実際はわかりません…。
だからこそ信用できるメーカーとの関係は大切にしていきたいです。

医薬品は男女でわけることはありません。

看護師さん・薬剤師さん・歯医者さん・お医者さんのお客様にリサーチをしたのですが、医薬品は男女でわけることないみたいです。

医薬品にないのに化粧品はわけるって…。
でも売り方は大切です！
※AGAは別です。一部あるかもしれませんが割合として少ないと解釈してます。