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この記事について
白髪を見つけると、つい抜いてしまいたくなる方も多いかもしれません。しかし、白髪を抜く行為は、頭皮や毛根にダメージを与え、将来的な薄毛や炎症につながる可能性があります。今回は、白髪を抜かないほうがよい理由について、細胞分裂や幹細胞の話も交えながら詳しくお伝えします。
今回は、「白髪を抜かないでほしい」というお話をさせていただきます。
なぜ今あらためてこの話をするのかというと、先日、白髪をこまめに抜いているお客様がいらっしゃったからです。
生えてきた白髪を見つけるたびに、プチプチと抜いていたとのことで、「それは絶対にやめてください」とお伝えしました。
すると、そのお客様から「では、なぜその話を記事にしていないのですか」と言われたのです。
これまでも、ほかの記事や発信の中でところどころお伝えしてきた内容ではあるのですが、今回はあらためて1本にまとめて、「白髪は絶対に抜かないでください」「白髪に限らず、髪の毛は抜かないでください」ということを、しっかりお話ししたいと思います。
白髪を抜く、あるいは髪の毛を抜くことで、実際にどうなるのか。
その点について、僕自身も少し調べてみました。
すると、1本だけ論文を見つけました。
その論文では、マウスを使って、毛を抜き続けるとどうなるのかを研究していました。
結論から言うと、毛が生えなくなったという内容でした。
一度その部分の毛を抜いてしまうと、そのダメージが蓄積していく、という結果が示されていたのです。
そのため、非常にシンプルに言えば、「抜き続けることで髪が生えてこなくなる可能性がある」ということになります。
もちろん、これはマウスの実験です。
ただ、髪を抜く行為にリスクがあることを考えるうえで、ひとつの参考になる内容だといえます。
ここで覚えていただきたいのが、「細胞分裂の阻害」という考え方です。
髪の毛が伸びるということは、細胞分裂が正常に行われているということです。
たとえば、髪を切ったあとによくあるのが、「この前髪のベストな長さのまま伸びてくれたらいいのに」という感覚です。けれども実際には、髪は細胞分裂によって伸びていきます。
人間は毎日、多くの細胞が細胞分裂を繰り返しながら生きています。
そして、この細胞分裂がうまくいかなくなることが、さまざまな不調や病気として現れる、という認識は多くの方が持っていると思います。
髪の毛も同じです。
髪が伸びるというのは、細胞分裂によって成り立っています。
その正常な細胞分裂を、自分で髪を抜くことによって阻害してしまう。
そうなると、何がどう影響するかは簡単には予測できません。
そのひとつの例として考えられるのが、薄毛です。
もしかすると、それ以外の影響もあるかもしれません。
僕が現場で見ていて感じるのは、まず「髪の毛が生えてこなくなることがある」という点です。
そしてもうひとつが、「頭皮が炎症を起こしてしまうことがある」という点です。
髪の毛を無理に抜くということは、毛母細胞にダメージを与えることと同じです。
傷をつけることにもつながりますので、炎症を起こす原因のひとつになると考えられます。
つまり、白髪を抜くというのは、ただ目に見えている毛を取り除くだけの行為ではありません。
毛根や頭皮に対して負担をかける行為でもあるのです。
ここからは、あるメーカーの研究員の方が話していた内容をご紹介します。
ただし、これは明確な裏付けを十分に確認できたわけではないため、あくまで「そういう考え方もあるかもしれない」という仮説として受け取っていただければと思います。
その研究員の方は、「色素幹細胞」と「毛包幹細胞」の数は、生まれながらDNAに組み込まれているのではないか、という考えを話されていました。
色素幹細胞とは、髪の毛に色をつけるための幹細胞です。
つまり、メラニン色素を作るための幹細胞のことです。
この働きがあることで、髪に色がつきます。
一方で、毛包幹細胞は、髪の毛を作ったり増やしたりするために必要な指示を出す幹細胞です。
この2つの幹細胞の数や働きが、もしかすると生まれた時点である程度決まっているのではないか、というのがその仮説です。
たとえば、仮に「髪の毛は3年周期で24回生えます」と、生まれた時点でDNAにプログラムされているとします。
そうすると、髪の毛は一定のサイクルの中で生え変わっていくことになります。
もし本来24回あるはずのサイクルを、自分で故意に髪を抜くことで23回、22回、21回と減らしてしまったらどうなるのか。
結論としては、やはり髪の毛が生えてこなくなる可能性につながっていきます。
さらに、この考え方が正しいとするなら、色素幹細胞の働きにも影響し、白髪が増えてしまう可能性もあるかもしれません。
繰り返しになりますが、これは現時点で断定できる話ではなく、ある研究員の方が「その可能性もあるのではないか」と話していた内容です。
ほかの研究員の方に聞くと、「そこはどうでしょうね」という反応もあったそうです。
ただ、ひとつの原因として考える余地はあるのではないかと思い、今回はご紹介しました。
マウスの実験では、毛を抜き続けると生えてこなくなったという結果がありました。
そして一部の研究者の中には、毛包幹細胞や色素幹細胞が生まれながらにしてDNAに組み込まれているのではないか、という仮説を立てている方もいます。
もし、髪の毛が生える回数やサイクルに限りがあるとするなら、自分で故意に髪を抜くという行為は、薄毛を促進することにつながりかねません。
そのため、白髪だからといって抜くのではなく、髪の毛は絶対に抜かないほうがよいと考えています。
もちろん、「薄くなってもいい」というのであれば話は別かもしれません。
ですが、実際にはそう考える方はほとんどいらっしゃらないと思います。
だからこそ、白髪であっても、髪の毛は絶対に抜かないでください。
今回は、白髪を抜かないでほしい理由についてお話ししました。
白髪を抜くことで、
頭皮や毛母細胞にダメージを与える可能性があること。
炎症につながる可能性があること。
そして、将来的に髪が生えにくくなる可能性があること。
こうした点を踏まえると、白髪だからといって安易に抜くのはおすすめできません。
気になる白髪があったとしても、抜くのではなく、別の方法で対処していくことが大切です。
白髪に限らず、髪の毛はできるだけ抜かないようにしてください。
今回のコラム内容をより詳しく知りたい方は、こちらの動画を御覧ください。
▼LIBELLULEの予約ページはこちら
https://libellule-hair.com/salon#reserve
▼LINALIAの販売ページはこちら
https://linalia.theshop.jp/
この記事を書いた人
名村 武彦
はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。
髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!
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