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頭皮が洗えていないと髪はどうなる?フケ・炎症・脂漏性湿疹につながる頭皮環境の話

この記事について

綺麗な髪を育てるためには、髪そのものだけでなく、頭皮環境を清潔に保つことが大切です。今回は、実際のお客様の頭皮写真をもとに、シャンプー不足やすすぎ残しによって起こりやすいフケ・赤み・炎症・脂漏性湿疹などの状態について解説します。毎日のシャンプーやすすぎを見直すきっかけとして、ぜひ参考にしてください。

綺麗な髪を作るためには、頭皮環境を整えることが大切です

今回は、頭皮についてお話ししていきたいと思います。

綺麗な髪を作るためには、頭皮の環境衛生もとても大切です。
ただ、頭皮はご自身で直接見ながら洗うことができないため、きちんと洗えているかどうかを確認するのが難しい部分でもあります。
僕は常日頃から、「シャンプーは歯磨きと同じです」とお伝えしています。
歯磨きで歯を1本1本丁寧に磨くように、頭皮も1箇所ずつ丁寧に洗っていただきたいのです。
そこで今回は、頭皮がきちんと洗えていないと髪の毛や頭皮がどうなってしまうのか、実際の写真を交えながらお伝えしていきます。

頭皮は、自分では確認しにくいからこそ注意が必要です

歯の場合は、歯科衛生士さんや歯医者さんから、

「このままだとこういう状態になってしまうので、しっかり歯磨きをしてくださいね」
という指導を受けることがあると思います。
また、虫歯で歯がなくなってしまうことや、歯周病によって歯茎が下がってしまうことについては、テレビCMや歯医者さんでの説明を通して、多くの方がある程度認識されていると思います。

しかし、頭皮については、なかなかそういった情報を知る機会が少ないのではないでしょうか。

頭皮は、見えにくい場所です。

前髪の生え際や分け目であれば、鏡で確認できることもありますが、後頭部や耳周り、首の後ろなどは、自分ではほとんど確認できません。

そのため、洗えていない状態や、すすげていない状態が続いていても、自分では気づきにくいのです。

今回は少し刺激の強い画像も出てくるかもしれません。
お食事中の方には申し訳ないのですが、ありのままの状態をお伝えしたいと思います。

これからお見せする写真は、当店で実際にお客様の髪や頭皮を見て、撮影した写真です。
実際に髪や頭皮が洗えていないとどうなるのかを、順番にお伝えしていきます。

シャンプー不足・すすぎ残しによって起こる頭皮の状態

ここからは、実際にお客様の頭皮を見たときの状態を写真とあわせてご紹介していきます。

頭皮が洗えていない、またはすすげていない状態が続くと、フケが溜まったり、頭皮に赤みが出たり、炎症につながっていくことがあります。
ご自身では気づいていない方も多いのですが、髪をめくって内側を見ると、洗い残しやすすぎ残しがはっきり分かるケースがあります。
まずは、シャンプーやすすぎが足りていないときに、頭皮がどのような状態になるのかを見ていきます。

シャンプーが足りず、洗えていない頭皮の代表例

まず1枚目がこちらです。

こちらのお客様は、シャンプーが足りていない、そして洗えていない・すすげていないという代表的な頭皮の状態です。

ご自身では、この状態になっていることをご存知ありませんでした。

写真を撮ってお見せすると、「こういう状態なのですか」と驚かれていましたが、実際にはこのようなお客様は大変多いです。

後頭部や内側は、自分では確認しづらい部分です

次のお客様も同じような状態です。
髪をめくったところに白いものがついていますが、これはすべてフケです。

後ろの部分なので、ご自身ではなかなか見えないと思います。
そのため、自分で確認することは難しい部分です。
だからこそ、僕たち美容師が現場で見て、お客様にきちんとお伝えしていく必要があると感じています。
そのため、当店ではありのままの状態をお客様にお見せしています。

フケが毛先や中間部分まで伸びてしまっている状態

続いてのお客様も同じです。
見ていただくと分かるように、皆さん同じような状態になっています。

頭皮が洗えておらず、フケが毛先の方や中間部分まで伸びてしまっている状態です。
この状態は、洗えていない、すすげていないという状態になります。

洗い残しが起こりやすいのは、後頭部・耳周り・首の後ろです

見ていただくと分かるように、皆さん同じような場所が洗えていません。

多いのは、後頭部、耳周り、首の後ろです。

今回は撮影している写真がこの部分に集中していますが、やはり指が入りづらかったり、すすぐ時に表面からだけお湯を当ててしまったりすると、すすぎ残しが出やすくなります。

その結果、このような状態が起きやすくなるのです。

マイクロスコープで見ると、頭皮の赤みや蓄積がより分かります

ここまでは、髪をめくったときに見える頭皮やフケの状態をご紹介しました。
ただ、表面から見ただけでは、頭皮の赤みや皮脂、角質の蓄積までは分かりにくいことがあります。

そこで、次はマイクロスコープで拡大した写真を見ながら、頭皮がどのような状態になっているのかをお伝えしていきます。

肉眼では分かりにくい部分も、拡大するとフケや皮脂が層になっていたり、頭皮に赤みが出ていたりすることが分かります。

頭皮が赤くなり、フケが溜まっている状態

マイクロスコープで見た写真がこちらです。

頭皮が少し赤くなっており、フケが溜まっている状態です。
表面から見ただけでは分かりにくくても、拡大して見ると頭皮の赤みやフケの蓄積がはっきり分かります。

このような状態になっている場合、頭皮が清潔に保てていないだけでなく、すでに刺激を受けている可能性があります。

皮脂や角質が層になっている状態

次の写真は、皮脂やターンオーバーがきちんと処理されず、層になっている状態です。

真ん中の部分が、少し硬い角質のような状態になっています。

このようになってしまうと、1回のシャンプーでは落ちません。

毎日しっかり洗っていただくことで、正確に測ったことはありませんが、おそらく1週間から3週間ほどの間で少しずつ取れてくるのではないかと思います。

フケが層になり、毛穴も見えにくくなっている状態

次の写真も同じような状態です。

フケが層になっており、今にも剥がれそうになっています。
かなり蓄積してしまっていて、毛穴も見えにくくなっている状態です。

ここまでくると、痒みが出てくることもあると思います。
ただ、痒みがある・ないに関わらず、このような状態になっているお客様は大変多いです。

頭皮の赤みや炎症は、自覚がないまま進んでいることがあります

頭皮のトラブルで難しいのは、自分ではなかなか気づけないという点です。
痒みがあれば分かりやすいのですが、痒みがないまま赤みや炎症が進んでいることもあります。

特に後頭部や耳周り、首の後ろなどは鏡でも確認しづらいため、知らないうちにフケが溜まっていたり、頭皮が赤くなっていたりすることがあります。

こちらのお客様の場合、真ん中あたりを見ていただくと、赤みを帯びているのが分かると思います。
これも炎症を起こしてしまっている状態です。

乾燥性の皮膚炎や脂漏性の皮膚炎といった、皮膚炎の状態になってきています。
ご自身で自覚がある方もいらっしゃいますが、ほとんどのお客様は自覚がない状態です。
そのため、自分で「おかしい」と気づいた時には、かなり状態が進んでしまっていることもあります。

病気という表現が正しいかは難しいところですが、取り返しがつきにくい状態に近づいてしまうこともあるのです。

脂漏性湿疹が進むと、円形脱毛症のように見えることもあります

ここからは、さらに状態が進んだ頭皮についてお伝えします。

先ほどまでのようなフケや赤み、炎症が蓄積していくと、脂漏性皮膚炎や脂漏性湿疹のような状態につながっていくことがあります。

ただし、脂漏性湿疹は洗い残しやすすぎ残しだけが原因ではありません。
ホルモンの影響など、さまざまな要因が関係していると言われています。
そのため、洗い残しやすすぎ残しが直接の原因だと断定することはできません。
しかし、頭皮に汚れや皮脂、フケが蓄積しやすい状態をつくらないことは、とても大切です。

最後の写真がこちらです。

少し円形脱毛症のように見えるのですが、これは脂漏性湿疹の最終段階のような状態です。

真ん中が赤くなって、ピンクっぽくなり、少し黄色くなっているのが分かると思います。
これは皮膚が剥がれた状態です。

シャンプーする前の写真を撮り忘れてしまったのですが、実際にはかなり層になっていて、かさぶたのような状態になっていました。

そこにお湯をつけてふやかし、少しずつ剥がしていくのですが、脂漏性皮膚炎や湿疹がひどくなると、このような状態になります。

こちらのお客様は、真ん中の部分には毛が生えていませんでした。
別のお客様のケースでは、この真ん中がかなりかさぶたのようになっていて、そこに毛が生えている状態でした。

それをシャンプーの時に一生懸命ほぐしながら取っていくと、髪の毛と一緒にベリッと剥がれてしまうことがあります。

脂漏性湿疹については、お医者さんに確認すると「治る」と言われることもあります。
ただ、現場で見ている感覚としては、治るというより、一度おさまって、また再発して、それを繰り返していくような病気に近い印象があります。

完治したという事例はあまり見ておらず、このような出来物ができたら、その都度ステロイドのローションやクリームを使って、なんとか抑えていくという流れになることが多いです。

洗い残しやすすぎ残しを放置すると、炎症につながる可能性があります

はじめは、シャンプーができていないことでフケが溜まっている状態、すすぎができていない状態から始まります。
しかし、それがどんどん蓄積していくと、先ほどのマイクロスコープ写真のように、頭皮が赤くなっていきます。
このように炎症を起こしていくわけです。

自分ではなかなか分からない部分もありますが、髪をブロッキングして内側を見ると、赤みが出ていることがあります。
そして最終的には、脂漏性の皮膚炎や湿疹によって、円形脱毛症のような状態になっていくこともあります。
繰り返しになりますが、脂漏性湿疹は、洗い残しやすすぎ残しだけが原因ではありません。
ホルモンも関係していると言われています。

そのため、洗い残しやすすぎ残しが直接そのような病気を併発するかというと、必ずしもイコールではありません。
しかし、そういった原因を作らないことが、とても大切なのではないかと思います。

頭皮のトラブルは、見える場所に出ると大きなストレスになります

今回のお客様は、たまたま後ろで隠れる場所に症状がありました。
しかし、お客様によっては、頭頂部や上の部分にできている方もいらっしゃいます。

その部分が円形脱毛症のように取れてしまうと、やはり目立ってしまいます。
そうなると、それ相応のストレスを感じてしまうと思います。
だからこそ、頭皮は本当に清潔に保っておく必要があります。

歯の場合は、歯科衛生士さんや歯医者さんから、
「こういった症状になるので、必ず歯磨きをしてください」
という指導があります。

今回の動画でお伝えしたいのは、頭皮も歯磨きと同じように、毎日きちんと洗い、きちんとすすがないと、よからぬ病気を併発してしまうことがあるということです。
スーツを着た時に肩や襟元にフケがついてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方は、頭皮に湿疹ができている状態になっている可能性があります。

その場合は、1日も早くお医者さんに行っていただき、お薬を使いながら、毎日きちんと塗っていただくことが大切です。
かさぶたや炎症が落ち着くまで塗り続け、落ち着いたらやめてもよいと思います。

ただ、また繰り返すこともありますので、その都度きちんと処置をしていただくことが大切です。

良いシャンプーを使っていても、洗い方とすすぎ方が不十分だと頭皮トラブルは起こります

実は、今回ご紹介したお客様のほとんどは、きちんとサロンシャンプーを使ってくださっている方です。

つまり、良いシャンプーを使っているからといって、これらの乾燥や頭皮トラブルを防げるわけではありません。
やはり、洗い残しやすすぎ残しがあると、良いシャンプーを使っていても、このような状態が起きてしまいます。

このことは、ぜひ覚えておいていただきたいです。
シャンプーの質はもちろん大切です。

ただ、それ以上に大切なのは、頭皮に指が届いているか、洗うべき場所を洗えているか、そしてシャンプー剤が残らないようにしっかりすすげているかということです。
どれだけ良いものを使っていても、洗い方やすすぎ方が不十分であれば、頭皮環境は悪くなってしまいます。

洗い残し・すすぎ残しが起こりやすい場所を意識しましょう

洗い残しやすすぎ残しが多い場所には、ある程度の傾向があります。
特に多いのは、こめかみ、耳周り、頭頂部、クラウンと呼ばれる後ろの部分、そしてネープです。

この部分は、髪の量が多い方ほど指が入りづらく、洗ったつもりでも洗えていないことがあります。
また、すすぐ時も表面だけにお湯が当たってしまい、内側にシャンプーや皮脂が残ってしまうことがあります。

歯磨きでは、1本1本の歯を磨いていきます。
縦に磨いたり、横に磨いたり、場合によってはフロスを使ったりします。
それと同じように、シャンプーも指の腹を使って、1箇所ずつ丁寧に洗うことが大切です。

決して爪を立ててはいけません。
指の腹で圧を当てながら洗ってください。

ふわっと触るだけではなく、きちんと圧を当てながら、こめかみ、耳周り、後ろ、トップの部分を丁寧に洗っていく必要があります。
特に髪の量が多い方は、このあたりに指が入りづらいです。

指が入りづらいからこそ、後ろから、下から、しっかり指を入れていただき、1箇所ずつ丁寧に洗ってください。

爪を立てて洗うと、頭皮を傷つける原因になります

頭皮をしっかり洗うことは大切ですが、力任せに洗えばよいわけではありません。
特に注意していただきたいのが、爪を立てて洗うことです。

爪を立てると、洗えているような感覚や、すっきりした感覚があるかもしれません。
しかし、それは頭皮にとって刺激が強すぎる場合があります。

爪を立てて洗うというのは、歯茎や歯肉を歯ブラシで力強くゴシゴシ磨くことと同じです。
そのようなことを続けていくと、歯茎が下がってきたり、歯がぐらついたり、歯周病の原因になっていくと思います。

それと同じように、頭皮も傷つけてしまうと、炎症を起こす原因になります。
また、フケや痒みの原因にもなります。

そのため、爪は絶対に立てず、指の腹で1箇所ずつ丁寧に洗ってください。

すすぎはシャワーノズルを近づけて、ぬめりがなくなるまで行いましょう

シャンプーと同じくらい、すすぎも大切です。
洗うことは意識していても、すすぎが不十分な方はとても多いです。

表面だけを流して終わってしまうと、髪の内側や頭皮にシャンプー剤が残ってしまうことがあります。
すすぎも、洗う時と同じように1箇所ずつ丁寧に行う必要があります。

シャワーノズルは必ず頭皮に近づけて、1箇所ずつすすいでください。
シャンプーは、ぬめりがなくなるまでしっかり流す必要があります。
頭皮に指を入れながら、しっかりすすぐことが大切です。

このブログをご覧になった方は、毎日のシャンプーとすすぎを、1つ1つ大切に行っていただきたいと思います。

髪のまとまりが悪い原因が、頭皮の洗い残しにあることもあります

髪のまとまりが悪いと感じた時、多くの方は髪質や癖、ダメージ、カット、トリートメントなどを原因として考えると思います。

もちろん、それらが原因になっていることもあります。
ただ、原因は髪そのものだけではありません。

頭皮が洗えていないことで皮脂が残り、根元の立ち上がりが悪くなって、髪がボサッと広がってしまうこともあります。

髪のまとまりが悪いお客様には、癖が原因の場合もあります。
また、技術が原因でまとまりにくくなっている場合もあります。

ただ、その原因の1つとして、頭皮が洗えておらず、皮脂が残ってしまっていることもあります。
皮脂が残ることで根元が立ち上がらず、ボサッと広がってしまう方もいらっしゃいます。

そのため、髪のまとまりが悪いと感じている方は、まずシャンプーの仕方を見直してみるのも1つの方法です。

今回の内容を、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

今回のコラム内容をより詳しく知りたい方は、こちらの動画を御覧ください。


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この記事を書いた人

名村 武彦 はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。 髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!

はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。 髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!

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