いつもありがとうございます！

昨晩ヒゲソリを触っていたら指を切った名村です。ヒゲがほとんどないくせにヒゲソリ使ってます。

幼稚園の頃、父親のマネをして顔を剃っていたら、眉毛を半分そり落とし、先生に笑われました。

たま～に４．５才の女の子が自分で髪を切ってしまって、お母さんが笑いながら直してくださいっていらっしゃいます。

気持ちわかります…（子供の気持ちです）

いつまでも子供のままなので、以後カミソリの取り扱いには注意したいと思います。

これがいいお話ではなく（笑）、先日あるお客様に伺ったステキなお話です…

長いので読むの疲れたら明日の空き時間に読んでください（笑）

Ｎ様に出会ったのはもう１０年前。

ありがたいことにずっとおつき合いさせて頂いているのですが、Ｎ様には娘さんがいらっしゃいます。

Ｎちゃんです。

はじめてＮちゃんに出会ったのはまだ４才くらいだったと思います。

とってもかわいくて、いつも「お兄ちゃん！！」って慕ってくれていました！（でも今はその事覚えてないんですって…）

そんなＮちゃんはもう中学１年生。

先日ひょんなことから子育ての話になり、Ｎちゃんのとってもステキなお話をきかせてもらったので紹介させて頂きます。

なんか…４才頃から知っているので気持ちとしては親心でひいき目になっているかもしれないのですがおつき合い下さい(^^;

Ｎちゃんの通っている学校には、不登校ぎみの子だけが集まるクラスがあるそうです。

そのクラスの子は学校に来れる時は学校に来て、体調がすぐれないと途中で帰れたり、先生たちもサポートができる環境を整えたクラスのようです。

不登校になる子って様々な理由があると思うんです。

僕もあんまり学校好きじゃなかったのですが、それとは比べ物にならない何かがあると思います。

Ｎちゃんはそのクラスの子達が不思議だったそうで、ある時お母さんに聞いたそうなんです。

「なんで〇〇クラスの子たちは学校に来れないの？」って。

皆さんなら何て答えますか？

学校の勉強って答えがあるじゃないですか？

でも社会に出てから起こる問題って答えがないんですよね…

こと、子育てに関しては本当に答えがわかりませんよね…

でも出さないといけないからお母さんたちは悩むわけで…

当っている、間違っているとかではなく、こういった問題に逃げずにちゃんと答えてあげる事が大事だと僕は思っています。

「まずい答えだったかな？？」って思った時は、こっそりグーグル先生に教えてもらって、そうやってお母さんも成長するんでしょうね(笑)

それで様々な経験をして一つの道ができるんでしょうけど、子供はそれがまだできませんからね。

未成年のうちは自分で責任とれませんし…

そんなＮちゃんの純粋な質問にＮ様もちゃんと答えたそうなんです。

「へぇ～…そうなんだぁ～…」

となんとなく理解したＮちゃん。

そして後日…

Ｎちゃんがお母さんにこんなお話をしてきたそうです。

「あのね！今日も○○クラスの○○ちゃんが具合悪そうに早退してたの。

でね、Ｎちゃんね、○○ちゃんを後ろからぎゅ～って抱きしめてあげたんだ！！」

って嬉しそうにお母さんに話すんですって。

そうしたら○○ちゃんは嬉しそうにニコッと笑って帰っていったそうなんです。

Ｎちゃん本当にすごいね！本当に本当にすごいね！！

ぜったい僕が中１の時だったらできないです…

お友達、嬉しかっただろうなぁ～

Ｎちゃんはお母さんの愛情をた～っぷりもらって成長したんだね！

それは美容師という立場から見てもわかっていたのですが、さすがにここまでレベルの高い子に成長しているなんて思ってもいませんでした…

Ｎ様、とてもステキなお話ありがとうございました！

Ｎちゃん、ずっと優しいＮちゃんでいてね！

そしてまた苦しんでいる子がいたらそっと愛情を与えられる素敵な大人になってね(^^)

僕もそんなＮちゃんから大切な事を学ばせて頂きました！

本当にありがとうございます！

こんな優しい・ステキなお客様に囲まれて仕事している美容師なんてめったにいないだろうなぁ～

今回はＮ様からいただいたステキなお話でした…

今日もありがとうございました！