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2017/01/19
この記事について
いつもありがとうございます!
本当にブログの更新が遅れてしまい申し訳ございませんm(__)m
ですが、これからはどんどん内容の濃いものを提供していきたいと思います!今回も濃いです!
やっと前半がまとまりました(^^;
前半って事は後半があります(笑)
今回は抜け毛・薄毛のお悩みについてです。
髪をキレイにする事と、健康な髪を育てる事はお手入れが少し違います。
一気に全部やろうとすとお金も手間もかかるので、まず原因を知ってもらって、できるところからケアをやってみて下さい!
また、口で説明すると長くなってしまい、聞いてるうちに飽きてしまうお客様続出なので興味のある方だけ読んで下さいね(笑)
今回の内容は3時間の講習を4回受けた時の内容です。めっちゃ長いです。それにとても専門的な内容なので、わかりにくいところがあったらぜひご来店時にお尋ねください!
でははじめます!
1つ1つ解説していくのですがまず要点だけまとめます!
うす毛の4つ原因
① ホルモン遺伝
② 骨格遺伝
③食生活の乱れ
④生活習慣の乱れ
育毛でたいせつな事
① 血行促進
② ホルモン(皮脂のコントロール)
③ 細胞賦活(細胞の新陳代謝を活発にする事)
④ マッサージ
育毛の具体的な対策
体の内から…
① 5αDHT(5αジヒドロテストロン)の抑制…女性ホルモンを整える
② 血行促進…睡眠・ストレスをためない
③ 皮脂のコントロール…食生活の改善
体の外から…
① マッサージ…側頭部のマッサージ
② 使用するシャンプー…体の仕組みに合った商品
③ 育毛剤…抜け毛をとめ、成長期を伸ばす
以上が要点となります。
毛が生えなくなる仕組み
薄毛の原因は4つありました。ホルモン遺伝・骨格遺伝・食生活の乱れ・生活習慣の乱れです。1つ1つ解説していく前に、髪がなくなっていく仕組みを説明させて頂こうと思います。
そもそも薄毛とは、毛周期が短くなった髪のことを言います。毛周期って髪の生えかわりサイクルの事なんですが、お肌でいうところのターンオーバーと同じと思ってください。
毛周期…
女性 6年 男性 3年
お肌は28日で生まれ変わります(正確には28日+年齢といわれています)。新しい細胞ができ、古い細胞が捨てられ、生まれ変わる新陳代謝の事をいうのですが、髪にも毛周期といって自然に抜けて生え変わる期間があります。それが女性で約6年・男性で約3年です。
どんなに頑張って伸ばしても女性で約70センチが限界です。たまにお尻まで長い方を見かけますが、毛先はスカスカになっていると思います。男性は約30センチ。やはりロングの方は毛先がスカスカになっていますよね?(たまに見かけるスーパーロングの方はもともと毛周期が長い方です)
これは毛周期の関係で、髪が途中で切れたと思っている方多いのですが、そうではなくて抜けていってるんですね。
顔まわりにピコピコと短い髪の毛が気になる方もいらっしゃると思いますが、この髪はもうそれ以上伸びる事はありません。分け目でピコピコする髪も同じです。
これが毛周期が短くなっている髪です。そのまま放っておくとピコピコ毛が増え続け、やがて去っていきます…。
今度上司の髪の薄い方を見てみてください(笑)本当にはげる前は毛周期が短くなって、体毛のようにほそ~い毛(うぶ毛)になっていると思います。やがて毛穴が埋没し、スキンヘッドの完成です(笑)
髪がなくなる仕組み(薄毛)とは
毛周期が短くなっている事
と覚えてください!
ホルモン遺伝
ここからはホルモン遺伝についてです。
あのですね…これだけでもなが~い文章になるので念を押しますが、興味のある方だけ読んで下さいね(笑)
ハゲるって遺伝だと思ってる方、多いと思うんです。
実はコレ、半分正解で半分間違いなんです。
遺伝は2つあります。ホルモン遺伝と環境遺伝です。
癌も子宮癌や乳癌、前立腺癌などの癌は遺伝が大きく影響しているそうです。これはP53というガン抑制遺伝子が親の遺伝でもともと少ないそうです。前立腺癌は80才を超えると2人に1人なるそうなのでなんともいえないところですが、女性特有の癌は遺伝性がとても強いので定期健診はちゃんと行っくださいネ!
話しそれましたが、ホルモン遺伝ってこれと同じなんです。
薄毛に影響している遺伝子は2つあります。
テストステロンと5αリダクターゼです。
男性ホルモンと酵素です。
で、この2つのうち遺伝するのが5αリダクターゼという酵素の数(酵素の量が遺伝します)なんです。
血縁関係に1人でもハゲている人がいると、ハゲていない人に比べて5αリダクターゼの数が生まれつき多いという事になります。
それにテストステロンが合体して5αDHT(5αジヒドロテストロン)という超強力な脱毛遺伝子が生成される事で薄毛を助長していきます。
テストステロン+5αリダクターゼ=5αDHT=ハゲる
ということです。
この5αDHTは、毛根に直接ハゲる命令をするのでコレをつくらないようにする事がめちゃくちゃ重要です。
で、どうやって増やさないようにするかというと、そこに環境遺伝が関わってきます。
テストステロンを今以上増やさないってことなんですが、テストステロンは生活習慣によって増えていきます。年齢によっても増えてきます。
単刀直入に、太る人って太る食べ物が好きなんですね(直球でゴメンナサイ…男性の話で他人事として聞いて下さい)。
ハゲる人ってハゲる事してるんです。
要するにテストステロンが増える生活習慣をしているんです。もともと男性はテストステロンが多いです。さらにテストステロンが増える生活習慣を送っているんですね。
具体的には、脂っこい食事・酒・タバコ・肉・カップラーメン・スナック菓子などなど…。
いわゆる酸性の食べ物が多く、アルカリ性の食べ物で中和しないって事です。(この話はまた長くなるので次の機会にします)
加えて睡眠時間が短く、仕事でストレスを抱えるといった環境でさらにテストステロンが増えていきます。
これが
男性型脱毛症
といわれるものです。で、テストステロンを強制的に抑制するために使うのが
AGA
といってCMでやっているお医者さんで処方してもらうホルモン剤です。
これは薬の力で強制的にテストステロンを抑える薬です。なので女性は飲んではいけません。ホルモンバランスが崩れて健康に被害がでるそうです。
これが薄毛のメカニズムです。
ではなぜ女性が薄くなるのか…
ここまでは男性型脱毛症の説明だったんですけど、ではなぜ女性が薄くなるのかってことなんです。
これは世代によって大きく異なります。
女性の薄毛の原因は
女性の社会進出(ストレスによるホルモンの乱れ)
出産(ホルモンの乱れ&ストレス&ケア不足)
粗悪な化粧品(シャンプー多すぎです)
間違ったケア方法(インターネットなどの間違った情報)
食生活の乱れ(現代社会はしょうがないです…)
です。
世代による原因はまた長くなるので省きますが、この原因は心当たりがある方も多いのではないでしょうか?
たま~に、若い頃白髪が気になって抜いていたらこんなに薄くなっちゃった!って方もいらっしゃるので、ぜっっったい白髪は抜いちゃダメですよ!!!というか髪は抜かないでくださいね!!!
こういった事が原因で女性の薄毛がどんどん深刻化していきます…。もちろん男性型脱毛症の原因も女性に当てはまるのでそれらが重なって今は女性の薄毛が増えています。
ただ…
ここからは僕の勝手な見解なのでひとり言ですが、女性の薄毛はほぼ
ストレス&間違ったお手入れ方法
だと思っています(出産している方は出産も)。あと、ホームカラーやってる方は
ホームカラー&ストレス&間違ったお手入れ方法
だと思っています。担当しているお客様を見ていての感覚なので、医学的根拠はないです。医学的にいうと女性はハゲませんので。女性の薄毛は本来あり得ないそういです。あくまで僕の個人的な見解ですから信じなくていいですからね(^^;
以上がホルモン遺伝、ホルモンによる薄毛の原因です。
次回は骨格遺伝~具体的な対策までお話したいと思います。
またまとめるのに時間がかかりそうなので少々お時間下さいませ…(笑)
長々と本当にありがとうございました!
最後はコレで締めさせて頂きます(笑)
こんなカルタがあったら絶対買います(笑)
この記事を書いた人
名村 武彦
はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。
髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!
はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
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