湯シャンは否定派です

僕はシャンプーの大切さ・サロン品の価値をお伝えしたくてインスタやYouTubeをしています。
せっかくお使いいただくのであればより良いものをお届けしたいと思っているからです。
だから湯シャンは否定派です。
といいますか、シャンプーの大切さを言ってる僕に湯シャンを質問しても否定すると思います笑

でもシャンプーを売りたいからじゃないですよ？

シャンプーは皮脂を取りすぎるから使わない方がいいとか、湯シャンにしたらつやつやになったという記事をみかけますが、僕は使うものによると思います。

体の5倍皮脂が出る頭はなぜ洗わないのか不思議

たしかに市販のシャンプーは洗浄力が強すぎます。
髪もパサつくと思います。
でも皮脂の汚れは取った方がいいと思います。
湯シャンする方ってたまにお客様でいらっしゃるのですが、体はボディーソープや石けんを使うみたいです。
体の5倍皮脂が出る頭はなぜ洗わないのか不思議です。
まったく洗剤使わない方はそれで芯が通っているからいいのですが、僕が出会った湯シャン派の方は体も洗うし顔も洗う方でした。
でもなぜか頭だけお湯なんです。
そして頭皮が荒れに荒れてました。
においも正直…。

なぜ薄毛で悩んでいる人が多い国を例に挙げるのか？

皮脂は24時間経つと過酸化脂質といって頭皮に害になるしつこい脂汚れになってしまいます。
ちゃんとリセットしないと頭皮の衛生が保てないんですね。
よくフランスでは毎日頭を洗わないとか、日本人は清潔好きで洗いすぎとか言われますが、なぜ薄毛で悩んでいる人が多い国を例に挙げるのでしょうか？

欧米人は年齢を重ねると薄くなる方がとても多いです。
女性もウィックをかぶる方が多いです。
なぜ薄くなる方の生活習慣をだして湯シャンをすすめるのでしょうか？
もう少し言うと、僕は外資の化粧品をすすめていません。
それにも理由があります。
日本にしかはっきりとした四季がないからです。
1年の間でこんなにはっきり湿度が変わり、気温が変わるのは日本しかないからです。
その気候に合わせた技術は日本が間違いなく世界トップクラスだからです。
欧米の方は歳を重ねると日本人に比べてシミ・シワが多くなる傾向があります。（体感値です）
なぜシミ・シワが多い国の化粧品を使うのですか？

結論が出ています。

その国の化粧品を使っても髪は薄くなるしシミ・シワができています。
だからわざわざ湯シャンの正当性を伝えるために欧米を引き合いに出すのはしっくりきません。
もちろん体質が違うし気候・紫外線も違います。
一概に言ってはいけませんが、いつもそこが不思議です。

最後に

だからシャンプーは毎日した方がいいですし、頭皮は清潔に保つ方がいいと思います。
顔には高額な化粧品がたくさん売っていますが、シャンプーはちゃんとしたものが販売されていません。
顔と頭皮はつながった皮膚なのに、シャンプーの大切さはなぜか伝えられない…。
それは美容師の責任だと思っていますので、僕はこれからもシャンプーの大切さ、サロン品の価値を伝えて続けていこうと思います！
最後に、トリートメントの文化？は日本が完全にガラパゴス化しています。

こんなにトリートメントにこだわった国は日本しかないと思います。
それでも湯シャンがどうしてもしたい方は、ブラシを地肌にあてて汚れを浮かし、流水で20分以上頭皮をすすいでください。
指の腹で優しくこすりながらシャワーをあて続ける事をおすすめします。
20分以上すすぐとおおよその汚れが落ちると思います。
※ごく一部界面活性剤がどうしても合わない方がいらっしゃいますので、合わない方は湯シャンをおすすめします。