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この記事について
毛髪診断士を持っている美容師さんは、本当に信頼できるのでしょうか。資格と技術はイコールではありませんが、髪や頭皮に悩む方にとっては、美容師選びのひとつの指標になる可能性があります。今回は、毛髪診断士という資格の役割と、なぜその資格を持つ美容師さんの確率が高いと感じるのかについて、現場目線でお話しします。
結論から言いますと、毛髪診断士の資格を持っている美容師さんのほうが、良い確率は高いのではないかと、個人的には思っています。
ただし、これはあくまで個人の感想です。
どんな仕事でも同じだと思うのですが、資格を持っているからといって、そのまま技術が高いとは限りません。これは決してイコールではないと思っています。
こういう話をすると、もしかすると誤解を招くかもしれませんが、たとえばお医者さんでも、医師免許を持っていてもいろいろなお医者さんがいらっしゃいますし、弁護士資格を持っていても、さまざまな弁護士さんがいらっしゃいます。
もちろん、それを単純に良い悪いで判断するのは難しいです。ですが、いろいろな方がいる以上、毛髪診断士を持っていることと、美容技術が高いことが完全に一致するとは言えないわけです。
しかし、何も持っていない美容師さんと比べたときに、その確率は高いのではないかと感じています。これは本当に個人的な感想ではありますが、そう思っています。
そもそも毛髪診断士とは何か、というお話です。
この資格を発行しているのは、公益社団法人日本毛髪科学協会です。
毛髪に関する知識を持ち、顕微鏡などを使って毛髪の状態を的確に観察する技術を習得した人に与えられる資格です。
つまり、毛髪の状態を観察する技術を習得した方、ということになります。
ここで大切なのは、毛髪診断士の資格を持っているからといって、たとえばカットが上手い、カラーが上手い、パーマが上手い、ということにはならないという点です。
カット、カラー、パーマというのは、本当に技術であり、職人の技です。
一方で、髪の状態を的確に観察するというのは、それとはまた別の能力です。
この二つは違うものだということは、ご理解いただけるのではないかと思います。
では、なぜそれでも「良い確率が上がる」と思うのか、ということについてお話しします。
僕たち美容師は、やはり技術の習得が好きな人が多いんです。
カットの技術を上手くしたい。
カラーをもっと綺麗にしたい。
そうやって技術を磨く美容師さんが、本当に多いです。
実際、僕自身も美容師になりたての頃は、5年くらい技術が大好きで、技術の講習会によく足を運んでいました。
ですが、この毛髪科学という分野を特化して勉強する美容師さんは、やはり母数が少ないのです。
毛髪科学をしっかり勉強したいという人たちが集まるのが、毛髪診断士の資格であったり、あるいは業界でいうところの「ケミカル美容師」と呼ばれる方々です。
ケミカルに強い美容師さんたちのところに集まって、講習会に参加したり、学んだりするわけです。
僕の場合は、信頼しているメーカーさんがあり、そのメーカーさんととても良い関係を築かせていただいていますので、いろいろなことを教えていただいています。
毛髪科学を深く学ぶというのは、実際には簡単なことではありません。
やはり一個人で電子顕微鏡を使って髪の毛を見るというのは、ものすごく難しいことです。
たとえば、髪の毛の写真を一枚撮るだけでも、その撮影自体に技術が必要で、とても難しいそうです。
そのため、たった一枚の写真を撮るだけでも、50万円、100万円という金額がかかってしまうこともあります。
また、電子顕微鏡を借りたいと思っても、借りるためには当然お金も必要です。僕の場合は、そこまで多くの素材を持っているわけではないので、なかなかそこまでできないのが現実です。
だからこそ、メーカーであったり、そういった研究をしている機関であったり、そういうところが持っている知見を学ばせてもらうことが重要になります。
僕も、そういったところから教えていただいています。
ただ、そこまで毛髪科学について追求していこうとする美容師さんは、かなり少ないのではないかと思います。
美容師全体で50万人いる中で、どのくらいの割合かと聞かれると、感覚的には10%いたらいいほうではないか、という印象です。
これは、実際に取引しているメーカーさんと話をしたときにも、似たような話がありました。
「ケミカルに強い美容師さんって、全体で何パーセントくらいいると思いますか」と聞いたことがあるのですが、そのとき営業の方が、立場上あまり断定的には言えないものの、個人的な感想としては「10%もいないのではないか」と話されていました。
やはりケミカルというのは難しい部分も多く、それを勉強するよりも、技術を勉強したいという美容師さんのほうが圧倒的に多いそうです。
特に、カットが好きな美容師さんが多い、という話もされていました。
そういった背景を考えると、ケミカルに特化している美容室かどうかを判断する基準のひとつとして、毛髪診断士という資格はとても良いのではないかと思います。
髪に悩んでいるお客様や、頭皮に悩んでいるお客様にとっては、美容師さんを探すときのひとつの指標にしていただいてよいのではないかと考えています。
もちろん、毛髪診断士を持っているから絶対に安心、絶対に技術が高い、という話ではありません。
ですが、少なくとも髪や頭皮のことをしっかり学ぼうとしてきた可能性は高いですし、そういう意味では、何も基準がない中で美容師さんを探すよりは、一つの判断材料になると思います。
今回は、本当に僕個人の感想としてお話ししました。
ですので、もちろん違う意見もあるかもしれません。
それでも、髪や頭皮に悩みがある方が美容師さんを探す際に、少しでも参考になれば嬉しいです。
今回のコラム内容をより詳しく知りたい方は、こちらの動画を御覧ください。
▼LIBELLULEの予約ページはこちら
https://libellule-hair.com/salon#reserve
▼LINALIAの販売ページはこちら
https://linalia.theshop.jp/
この記事を書いた人
名村 武彦
はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。
髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!
はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
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