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エイジング毛とは?くせ毛との違いや原因・予防方法、正しい対処法を美容師が解説

この記事について

エイジング毛とはどのような髪の毛なのでしょうか。年齢とともに増えるチリチリ・うねうねした髪や、表面のふわふわ毛の原因、くせ毛との違いについて解説します。エイジング毛の特徴や予防方法、縮毛矯正やストレートアイロンによる対処法、シャンプー・トリートメントでできることも詳しくご紹介します。

エイジング毛とは?くせ毛との違いについて

今回は、エイジング毛についてしっかりお話ししていきたいと思います。

おかげさまでリナリアをたくさんのお客様にお使いいただき、コメントもたくさんいただいております。その中で気になったというか、ぜひご理解いただきたいと思う内容がありまして、それが「エイジング毛」と「くせ毛」についてです。

「リナリアを使っても、ふわふわした髪の毛は収まりませんでした」というお声をいただいたのですが、そもそもエイジング毛とは何なのか、くせ毛とどう違うのかということをご理解いただければ、シャンプーやトリートメントについても、よりご理解いただけるのではないかと思います。

エイジング毛は基本的にはくせ毛です

エイジング毛とくせ毛について、まず結論からお伝えすると、エイジング毛はくせ毛になります。

では、なぜ「エイジング毛」と「くせ毛」で呼び方を変えているのかということですが、エイジング毛には大きく3つの特徴があります。

エイジング毛に見られる3つの特徴

エイジング毛には、昔はストレートだった髪にくせが出てくることや、もともとのくせ毛が強くなること、さらに薬剤に対して過剰に反応しやすくなることなど、代表的な3つの特徴があります。

それぞれの特徴について、詳しくお話ししていきたいと思います。

昔はストレートだった髪がチリチリ・うねうねしてくる

一番多いのは、昔はストレートだったけれど、触るとチリチリ、うねうねする髪の毛が増えてきたというケースです。これが、一番代表的なエイジング毛になります。

特に、硬くて太く、毛量の多いストレートの方に見かけることが多いです。

また、出産されたお客様にも見られます。「以前はストレートだったのですが、チリチリした髪の毛が増えてきた」というケースです。

特に顔まわりやもみあげ、襟足、ネープの内側といった部分に出てきます。そして、表面に出てくるふわふわした毛も同様です。

昔はなかったけれど、年齢とともに出てきたものを「エイジング毛」と分類していますが、基本的にはくせ毛になります。

もともとのくせ毛が、髪が細くなることで強くなる

もともとくせ毛だった髪の毛が細くなり、よりくせが出るようになる状態も、エイジング毛の特徴です。

単純にくせ毛が強くなるということなのですが、髪の毛が細くなることで「以前よりもくせが強くなった」と感じるようになります。

これも、年齢とともに髪の毛が変化していく「エイジング化」、つまりエイジング毛の特徴になります。

薬剤に対して過剰に反応しやすくなる

そして、通常の髪に比べて薬剤が過剰に反応することも特徴です。

これはお客様側のお話というよりも、僕たち美容師側の視点になります。

細い髪の毛というのは、もともと薬剤に対して過剰に反応しやすいものです。長くお付き合いさせていただく中で、10年前は問題なく使えていた薬剤でも、10年後に同じ薬剤を使用すると過剰に反応することがあります。

これも、年齢とともに髪の毛が細くなることによって起こるエイジング化の特徴のひとつです。

ただし、これはエイジング毛とくせ毛を分けている理由というよりは、エイジング毛に見られる特徴のひとつになります。

代表的な例としては、やはり「昔はストレートだったけれど、触るとチリチリ、うねうねする髪の毛が出てきた」という状態が、一番わかりやすいエイジング毛の例です。

エイジング毛が起こる原因とは?

なぜ年々、髪の毛が細くなったり、チリチリ、うねうねしてくるのでしょうか。

その一番大きな原因は、女性ホルモンの減少です。女性ホルモンの減少とともに髪の毛が変化してしまうため、「エイジング毛」と呼ばれるようになりました。

女性ホルモンの減少が一番大きな理由ですので、エイジング毛は必ずしも「年齢だけ」が原因というわけではありません。

女性ホルモンの減少による髪の変化

エイジング毛の原因として、まず挙げられるのが女性ホルモンの減少です。

これは男性も同様です。男性はもともと女性ホルモンが少ないのですが、さらに減少していくことで、薄毛の前兆として髪の毛が細くなり、エイジング化していくことがあります。

そのため、女性ホルモンの減少というのは、エイジング毛の大きな原因になります。

過度なストレスやホルモンバランスの乱れ

この女性ホルモンの減少は、過度なストレスによっても起こります。

年齢とともに起きるものだと何度もお話ししていますが、若い方でも起こる可能性があります。あまり良い例えではありませんが、幼少期や思春期に過度なストレスを受けるといった場合です。

過度なストレスによって女性ホルモンが乱れたり、特に思春期はホルモンバランスが乱れやすいため、髪の毛のエイジング化が進んでしまうことがあります。

若い方に対して「エイジング毛」という名前は少しふさわしくないようにも感じますが、総称としてそのように呼ばれており、同様の現象が起こることがあります。

血行不良もエイジング毛に関係する

そして、血行不良も関係します。

過度なストレスから血行不良を起こすこともあります。このあたりの原因は行ったり来たりするように感じますが、すべてつながっています。

パーマやカラーによる活性酸素の影響

さらに、僕たち美容師が行うパーマやカラーなどの施術も関係します。

パーマやカラーで使用する薬剤は、活性酸素を生みます。活性酸素は、わかりやすく言えば「老化」と考えていただければと思います。

活性酸素はある程度、体に必要なものですが、過剰に加えてしまうのはよくありません。そのため、パーマやカラーも、髪の毛のエイジング化につながる原因のひとつになります。

紫外線や薬の影響

そして、紫外線もエイジング化の原因のひとつです。

さらに、薬も関係します。安定剤や睡眠薬、ホルモン剤など、さまざまなお薬があります。

特に多いのは、ホルモンバランスを整えるようなお薬などです。

また、心が疲れてしまっているときは、基本的に過度なストレスがかかっていることが多くあります。その結果、眠れなくなってしまうなど、さまざまな要因が複合的に関係してきます。

最終的に薬を服用することにつながる場合もあるため、何度もお話ししていますが、これらの原因はそれぞれ独立しているのではなく、つながっている部分が多くあります。

根本的な理由としては「女性ホルモンの減少」が大きく関係しているとご理解いただければと思います。

エイジング毛の対処法は「予防」が大切

特徴と原因がわかったところで、「では、エイジング毛にはどう対処したらいいのですか?」というお話です。

対処法として一番良いのは、やはり予防だと僕は思います。

人間は加齢を止めることができませんので、予防も100%できるわけではありません。

医療の分野でも現在は、対症療法だけではなく「予防医療をしていきましょう」というお医者さんが増えてきたと思います。

健康と髪というのは非常に密接な関係がありますので、僕も髪の毛に関しては、予防が一番大切ではないかと思っています。

運動・食事・ストレス発散を意識する

代表的な予防方法としては、運動やストレッチ、食べ物があります。

また、ストレスを発散することも重要です。

紫外線に対しては日傘や帽子を使用すること。そして、頭皮のマッサージもあります。

ありきたりな予防方法ではありますが、やはり食べ物、運動、ストレス発散というのは非常に大切ではないかと思います。

ホームカラーや洗浄力の強いシャンプーにも注意

美容師としてお伝えしておきたいのが、ホームカラーについてです。泡カラーなど、ドラッグストアで販売されているものをご自宅で使って染めることは、なるべく避けたほうがいいと思います。

シャンプーについても、洗浄力の強いものはあまり使用しないほうがいいです。

特にホームカラーをして、市販のシャンプーの中でもコーティング系のものを使用すると、毛根や頭皮にかなり影響を与えます。

こういったところを意識して予防していただくのが良いのではないかと思います。

運動は健康と髪の予防にもおすすめ

余談ですが、最近僕もダイエットを始めまして、今で4か月ほど経ちました。

改めて、本当にストレッチや運動はものすごく大切だと感じています。運動を始めると、やはり全然違います。

健康を維持するための予防として、運動は本当に良いと思っていますので、皆様にも強くおすすめしたいと思います。

できてしまったエイジング毛への対処法

予防というのは非常に大変です。

一方で、すでにできてしまったものについては仕方がありません。元の状態に治すことはできませんので、ここからは対症療法についてご紹介します。

エイジング毛やくせ毛への対処法は、大きく2つあります。ひとつ目が「ストレートアイロンによる熱」、2つ目が「縮毛矯正によるパーマ液」です。

ストレートアイロンによる熱での対処

くせ毛を真っ直ぐにする方法のひとつが、ストレートアイロンによる熱を使った対処です。

くせ毛への対処には、熱か薬剤を使用する必要があります。ストレートアイロンは、そのうちの熱を使う方法になります。

縮毛矯正による薬剤での対処

もうひとつが、縮毛矯正によるパーマ液を使った対処です。

くせ毛を真っ直ぐにするには、熱か薬剤を使うこと。この2つでしか対応できません。

そのため、シャンプーとトリートメントだけでくせを抑えることはできません。

ある程度の緩和は可能ですが、完全に真っ直ぐにするためには、熱を使うか薬剤を使うしかありません。

ヘアケアだけでは限界があるということを、ぜひご理解いただければと思います。

エイジング毛は熱や薬剤に弱いので注意が必要

ここで、必ず覚えていただきたい注意事項があります。

エイジング毛は、先ほどご紹介した「熱」と「薬剤」にとても弱いです。そのため、美容室選びやヘアアイロン選びは慎重にしてください。

エイジング毛はキューティクルが薄くなっているため、薬剤が過剰に反応します。また、キューティクルが薄くなっているため、熱に対してもかなり弱くなっています。

ヘアケアやヘアアイロン選びは慎重に

熱に対しては、ヘアケアをきちんと選んでいただくことが大切です。

エイジング毛は熱に弱いため、ストレートアイロンを使用する場合も、ヘアアイロン選びには慎重になる必要があります。

美容室選びとカウンセリングも重要

薬剤に関しては、美容室選びを慎重に行っていただき、美容師さんとしっかりカウンセリングをしてください。

エイジング毛は薬剤に過剰に反応しやすいため、その点を理解したうえで施術を受けることが大切です。

ヘアケアと美容室選びは非常に重要ですので、ぜひ気をつけていただければと思います。

髪の悩みの根底には「くせ毛」がある

少し乱暴なまとめ方にはなりますが、世の中にある髪の毛の悩みのほとんどは、僕はくせ毛だと思っています。

そのくせ毛の中には、年齢とともに髪の毛が変化していく「エイジング毛」という分類があり、もうひとつ、もともと自分が持って生まれたくせ毛があります。

そこにさまざまな施術を行うことによって、髪の毛がどんどん複合的にまとまりにくくなり、ダメージを受けていきます。

これが、現在の日本における髪の悩みの根底にあるものだと考えています。

今回のコラム内容をより詳しく知りたい方は、こちらの動画を御覧ください。


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この記事を書いた人

名村 武彦 はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。 髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!

はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。 髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!

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