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この記事について
縮毛矯正とヘアカラーは同じ日にやっても大丈夫?それとも別々の日が良い?本記事では、美容師が現場経験をもとに、同時施術の可否や髪への影響、法律面での注意点、ダメージを抑えるポイントまで分かりやすく解説します。失敗しないための判断基準を知りたい方は必見です。
「縮毛矯正とカラーは同じ日にやっても大丈夫ですか?」といったご質問をよくいただきます。特に、「矯正した後にカラーも施術したが、やり直しになってしまった」「やっぱり縮毛矯正とカラーは別日にした方がいいの?」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
今回は、現場の美容師としての実体験をもとに、縮毛矯正とカラーの同時施術について、分かりやすくご説明します。
縮毛矯正とカラーは同日に施術することも可能ですが、髪や頭皮へのダメージリスクを最小限に抑えるためには、できれば別々の日に分けて施術することをおすすめします。
その理由を詳しく見ていきましょう。
私自身は、お客様のご負担を考え、縮毛矯正とカラーを同じ日に施術することも多いです。
同じ月に2回ご来店いただくのは、どうしても手間や時間の負担が大きくなってしまうためです。
ただし、髪や頭皮のことだけを考えるなら、別日に分ける方がベストです。
縮毛矯正とカラーを同日に行う場合、気をつけなければならない大きな理由が2つあります。
ここでは、薬剤選びとダメージリスクの観点から詳しく解説します。
美容室で扱う薬剤には「化粧品登録」と「医薬部外品」があります。法律上、医薬部外品同士を同日に使用することは禁止されていますが、化粧品登録の薬剤や化粧品登録と医薬部外品の組み合わせであれば同時施術が可能です。
私のサロンでは、化粧品登録の縮毛矯正剤を使用しているため、法的ルールを守ったうえで同日施術を行うことができます。
縮毛矯正やカラーの施術後は、髪に薬剤が残りやすくなります。
たとえば、先にカラーをした場合はアルカリや過酸化水素が残留し、その後の縮毛矯正で髪への負担が大きくなります。
逆に縮毛矯正を先に行った場合も、還元剤が残っていることでカラー時に過剰反応するリスクがあります。
そのため、できれば1週間ほど間隔を空けて施術するのが理想です。
薬剤残留は数日かけて減っていくため、髪へのダメージを最小限に抑えられます。
縮毛矯正やカラーがうまくいかず、やり直しになるケースは、同時施術そのものが原因とは限りません。
多くの場合、薬剤選びや設定、施術プロセスに問題があります。
薬剤設定や手順を見直すことで、仕上がりを改善できることがほとんどです。
縮毛矯正とカラーの同時施術については、美容師によって判断が分かれます。
お客様の負担を考えて同日施術を選ぶ美容師もいれば、髪のダメージや薬剤残留リスクを避けるために別日施術をすすめる美容師もいます。
お客様の髪の状態やご要望、使用薬剤によって最適な方法は異なります。
私自身は「法律とダメージコントロールをきちんと守れば、同日施術も基本的に問題ない」と考えていますが、不安な方やダメージが気になる方には、1週間ほど間隔を空けることをおすすめしています。
縮毛矯正とカラーを同日に施術する際は、「薬機法を守ること」と「薬剤残留によるダメージコントロールをしっかり行うこと」が大前提です。
不安な方は事前に美容師へ相談し、ご自身に合った方法を選ぶことをおすすめします。
今回のコラム内容をより詳しく知りたい方は、こちらの動画を御覧ください。
▼LIBELLULEの予約ページはこちら
https://libellule-hair.com/salon#reserve
▼LINALIAの販売ページはこちら
https://linalia.theshop.jp/
この記事を書いた人
名村 武彦
はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。
髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!
はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
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