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髪を綺麗にしたいなら、トリートメントの量を減らしてください

この記事について

髪を綺麗にしたいからと、トリートメントをたくさん使っていませんか。実は、髪を整えるうえで本当に大切なのは、トリートメントよりもシャンプーの使い方です。シャンプーとトリートメントの関係、ビルドアップのリスク、ハイダメージ毛の例外まで、処方の考え方を踏まえて詳しく解説します。

髪を綺麗にしたいなら、トリートメントの量を減らしてください

今回は、髪を綺麗にしたいのであれば、むしろトリートメントの量を減らしてほしい、というお話です。

なぜこのようなお話をするのかと言いますと、SNSの投稿を見ていてもそうですし、実際に現場でお客様を見ていてもそうなのですが、髪が硬くなる、絡まる、パサつく、ダメージが気になる、乾燥してしまうと感じているお客様の多くが、髪を綺麗にしたい一心で、とにかくトリートメントをたくさんつけているからです。

シャンプーよりもトリートメントを重視して考えられていたり、場合によってはトリートメントの方が先に意識されていたりするお客様も、実は少なくありません。

ですが、本当に大切なのは、トリートメントの量を増やすことではなく、シャンプーの量を増やしていただくことです。
それをお伝えしたくて、今回このお話をしています。

シャンプーとトリートメントは、基本的にプラスとマイナスの関係で作られている

通常、シャンプーはマイナス、トリートメントはプラスで作られることが多いです。

アニオンやカチオンという言葉を聞いたことがある方も多いと思います。界面活性剤で「アニオン系の界面活性剤です」といった説明を見かけることもあるでしょう。

この関係性は、イメージとしては磁石のようなものです。
シャンプーがきちんと髪についていることで、その上にトリートメントがくっついてくれます。これをイオン吸着と言います。

つまり、トリートメントばかりを増やしても、土台となるシャンプーがきちんとついていなければ、トリートメントはしっかり定着しないのです。

もちろん、一部にはノニオンといって、イオンを持たない界面活性剤もあります。ですが、基本的な構造としては、シャンプーはマイナスで作られることが多い、という理解で問題ありません。

シャンプーをカチオン寄りにすると、しっとりはするが万能ではない

私自身も、リナリアを作る過程で、一度だけ試作品としてシャンプーをカチオン寄りにしたことがありました。

そうすると、とてもしっとりするシャンプーになります。

ですから、ハイダメージ毛のお客様には向いているかもしれません。
ただ、私自身が使ってみたところ、朝起きたときに頭皮がベタつき、においも気になりました。私は化粧品で痒くなることがあまりないのですが、そのシャンプーだけは痒みが出てしまったのです。

このように、カチオンに寄せるという考え方自体はひとつありますが、使う人を選ぶ処方になりやすいと言えます。

薬剤に比較的強い方であったり、ハイダメージ毛の方には合う可能性がありますが、一般的な製品の作り方としては、やはりマイナスで作ることが多いです。
その前提を覚えておいていただければと思います。

髪を綺麗にしたいなら、増やすべきはトリートメントではなくシャンプー

ですので、髪を綺麗にしたいからといって、トリートメントをたくさんつけるのではなく、まずはトリートメントの量を減らしてください。

その代わりに、シャンプーの量を増やしてください。
とにかくシャンプーが大切です。

シャンプーがきちんとついていないと、トリートメントは髪にしっかりくっつきません。
これが非常に重要なポイントです。

トリートメントを増やせば増やすほど髪が綺麗になる、という考え方をされている方は多いのですが、実際にはそう単純ではありません。
土台が整っていない状態でトリートメントだけを重ねても、期待するような結果にはつながりにくいのです。

例外として、ハイダメージ毛やブリーチ毛はトリートメントを増やしてもよい

ただし、例外もあります。

ハイダメージ毛、いわゆるビリビリ毛やブリーチ毛のお客様は、トリートメントを増やしていただいても問題ありません。

しかし、その場合でも前提は同じです。
シャンプーをきちんとつけていただかないと、トリートメントはあまり定着しません。

処方の考え方によって異なるため、すべての製品に一律で当てはまるとは言えませんが、基本的な考え方としては、まずシャンプーが大事である、ということを覚えておいていただきたいと思います。

トリートメントの重ね付けは、ビルドアップを起こしやすい

トリートメントを重ね付けすることで、ビルドアップしやすくなることがあります。

ビルドアップというのは、トリートメントや残留物、保湿剤などが層になって蓄積し、ベタついてしまう現象のことです。

今はオイルが流行っていますので、オイルをつけて、トリートメントをつけて、またオイルをつけて、さらにトリートメントをつけて、というようなケアをしている方も少なくありません。特に比較的若い方に多い印象です。

しかし、その結果として、頭皮も髪もベタベタになってしまっているお客様が本当に多いのです。

ふわふわした毛や、いわゆるアホ毛を抑えたくてオイルを使っているのだと思いますが、根元からギトギトになってしまっているケースも珍しくありません。

頭皮や髪に残りすぎると、施術や頭皮環境にも悪影響が出る

このような状態になってしまうと、結果的にパーマやカラーがきちんとかからなくなったりします。

さらに、頭皮に残留してしまうと、炎症を起こしてしまい、後々トラブルにつながることもあります。

髪を綺麗にしたいという気持ちから行っているケアが、かえって髪や頭皮にとってマイナスになってしまうことがあるのです。

だからこそ、量を増やすことばかりに意識を向けるのではなく、何をどう使うべきかを正しく理解することが大切です。

本当に髪を綺麗にしたいなら、シャンプーを丁寧に行ってください

本当に髪を綺麗にしたいのであれば、まずはシャンプーをきちんと行ってください。

毛先までしっかり揉み洗いをして、十分にすすいでください。
そのうえで、必要な量のトリートメントをきちんとつけていただければ、それで十分です。

トリートメントの量を増やしたからといって、髪の毛が綺麗になるわけではありません。

大切なのは、シャンプーを丁寧に行い、そのあとに適切な量のトリートメントを重ねることです。
この順番と考え方を見直すだけでも、髪の状態は変わっていくはずです。

今回のコラム内容をより詳しく知りたい方は、こちらの動画を御覧ください。


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この記事を書いた人

名村 武彦 はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。 髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!

はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。 髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!

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