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重曹シャンプーは髪に良い?美容師が毛髪科学の観点から解説します

この記事について

重曹シャンプーやクエン酸リンスは髪に良いのか、美容師が毛髪科学の観点から解説します。髪へのダメージや、カラー・縮毛矯正への影響についてもお話しします。

重曹シャンプーは髪に良いのか?

今日は、重曹シャンプーについてお話ししたいと思います。

以前、「重曹シャンプーはどうですか?」というコメントをいただきました。
重曹シャンプーをした後に、クエン酸リンスをするそうなのですが、今回少し調べさせていただいたので、その内容についてお話ししていきたいと思います。

まず結論からお伝えすると、髪のためにはやめた方がいいです。

理由は、髪が傷んでしまうからです。

ただし、頭皮や体に関しては、もしかしたら使っても害はないのかもしれません。そこに関しては、使い方や感じ方にもよると思います。
繰り返しになりますが、髪のためには重曹シャンプーはやめた方がいいと思います。理由としては、髪が傷んでしまうからです。
同じようなものとして、石鹸シャンプーもありますが、石鹸シャンプーも髪のためにはやめた方がいいです。

重曹シャンプーとはどのようなものなのか

実は、僕自身、重曹シャンプーについてあまり詳しく知りませんでした。

そこで、お客様が重曹シャンプーについて教えてくださいました。
おそらく湯シャンの過程で行うものなのかもしれませんが、まず髪の毛を濡らしてすすぎます。その後、重曹を入れて、それを混ぜるそうです。

それを髪にかけるのか、被るのか、詳しい方法までは分からないのですが、そのようにしながら汚れを落としていくそうです。
ただ、それをすると髪の毛が軋むため、クエン酸で洗ったり、すすいだりするそうです。そうすると髪がツルツルになる、という考え方のようです。

これが、いわゆる重曹シャンプーなのだと思います。

メーカーにも確認してみました

僕自身、重曹シャンプーに対する知識があまりなかったため、メーカーさんにも確認しました。

すると、そのメーカーの担当者さんも「重曹シャンプーって何ですか?」という反応でした。
そのため、シャンプーメーカーや、僕のようにシャンプーが好きな美容師でも、重曹シャンプーについて詳しく知っている人はあまり多くないのかもしれません。

なので、僕も重曹シャンプーそのものについて、詳しく断定的にお話しできるわけではありません。
ただ、調べさせていただいたところ、重曹や石鹸はアルカリ性です。そして、そのアルカリ性によって汚れを落としていく、という考え方のようです。

ここは僕自身の専門的な知見ではなく、Googleで調べた情報をもとにお話ししています。もし違っていたら申し訳ありません。

重曹シャンプーを髪におすすめしない理由

問題になるのは、重曹や石鹸がアルカリ性であるという点です。

先ほどお話ししたように、体に対しては使ってもよい場合があるのかもしれません。ですが、髪の毛にはやめてほしいと思っています。

髪の毛は、pH値が4.5から5.5の弱酸性の状態が一番良いと言われています。

一方で、パーマやカラーはすべてアルカリ性です。
つまり、髪の毛をアルカリに振るということは、髪の毛が傷んでしまうということです。

単純に言うと、髪の毛に対してアルカリは良くありません。

アルカリ性によって髪が膨潤する

石鹸シャンプーや重曹シャンプーは、pH値が8や9くらいまで振れてしまい、髪の毛がかなり膨潤してしまいます。

そのため、すすいだ後に軋みが生じるのだと思います。

そして、その軋みを急激にクエン酸の酸性で整えようとする。膨潤した髪の毛を、酸で締めるという考え方だと思います。
つまり、膨潤させて、収斂させる。

これを毎日繰り返すことになります。

pHの移動は髪に大きな負担がかかる

重曹でpH8や9くらいまでアルカリに振って、クエン酸でpH2や3くらいの酸に振る。

クエン酸はpH2程度らしいのですが、水で薄めると変わってくると思います。ここでは、酸性に振るものとして考えてください。
毎日、pH8、pH3、pH8、pH3というように大きく振り続けていると、髪の毛はかなり傷みます。

髪の毛にとって、pHの移動は非常に負担が大きいです。
膨潤させて、収斂させて、また膨潤させて、また収斂させる。

これを繰り返すと、髪の毛には大きなダメージになってしまいます。
そのため、髪の毛に対しては、石鹸シャンプーも重曹シャンプーもやめた方がいいです。

重曹シャンプーや石鹸シャンプーが合う人もいる

ただし、こういう話をすると、必ず「その方が髪の調子が良い」という方もいらっしゃいます。

そういう方は、おそらくその質感が好きなのだと思います。ですので、ご自身が納得して使っていて、調子が良いと感じているのであれば、続けていただいてもいいと思います。

僕がお話ししているのは、髪の毛の仕組みや毛髪科学の観点から見た場合の話です。

僕は毛髪科学に沿って技術を提供していますし、それに伴ってシャンプーやトリートメントをご提供している美容師です。
その観点からすると、重曹シャンプーや石鹸シャンプーは、髪のためにはやめた方がいいということです。

湯シャン、重曹シャンプー、石鹸シャンプーが好きな方は一定数いらっしゃいます。
それが好きな方は、そのまま続けていただいても大丈夫です。

カラーや縮毛矯正をしている方は特に注意が必要です

ただし、それが好きかどうかではなく、「髪に良いものなんだ」と思って安易に試してしまうのはおすすめしません。

たとえば、カラーをされているお客様の場合、カラーの色がかなり抜けてしまいます。
また、縮毛矯正をされている方の場合、髪の毛がバシバシになってしまい、ご自身では手に負えない状態になってしまう可能性もあります。

重曹はコストが安く、試しやすいものだと思います。
ですが、髪の毛に対しては、かなりのダメージや負担を与えてしまう可能性があります。
そのため、髪のために重曹シャンプーを試すことは、あまりおすすめしないでおきたいと思います。

この記事を書いた人

名村 武彦 はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。 髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!

はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。 髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!

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