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この記事について
髪を綺麗にしたいのに、実はNG習慣を続けていませんか?現役美容師が「安いアイロン」「植物油」「寝癖直しスプレー」「紫外線防止スプレー」「髪質改善」の5つについて、なぜやめるべきなのかを現場目線で徹底解説します。
今回のテーマは「髪の毛を綺麗にしたいならやめてほしい5つのこと」です。
髪の毛を綺麗にしたいと思っている方は多いと思いますが、実はやり方によっては、かえって髪が綺麗にならない習慣があります。今回はそれについてお話ししていきたいと思います。
ご紹介するのは、次の5つです。
これらは、髪の毛を綺麗にしたいのであれば、今日からやめていただきたいものです。それぞれ詳しく解説していきます。
具体的な商品名は出しませんが、2000円から3000円程度で売られているアイロンがあります。若いお客様に人気があるのですが、1万円以下のアイロンは、もう今日から使わないでください。
今は、市販でも良いアイロンが売られています。ご予算としては、2万円前後のものを選んでいただければ間違いありません。
高いものだと10万円前後のものもあります。もちろん10万円前後のものであれば、髪の傷みはより軽減されると思いますが、そこまで出せないという方もたくさんいらっしゃると思いますので、2万円前後のもので十分です。
アイロンで一番大切なのは、プレート面の加工技術です。安いものには、安く作るための何かしらの秘密があります。ですので、安くて良いものを作ることはできません。これは絶対にできないことです。
値段を出せば必ず良いものがあるというわけではありませんが、2000円台のものよりは、1万9800円のものの方が、絶対に良いものを使っているのは間違いありません。
1万9800円のものを2000円程度のクオリティで売ることは、詐欺に等しい行為です。今、そのようなメーカーは、日本のメーカーであればほとんどないと思いますので、ぜひ2万円前後のアイロンに買い替えていただきたいと思います。
なぜこう言えるのかというと、現場で実際に見ているからです。現場でお客様の髪を見ていて、傷んでいるお客様を大変多く見ています。エビデンスがどうこうという話ではなく、実際に僕自身が経験していることですので、やめてくださいとお伝えしています。
2つ目は、僕がずっとお伝えしている植物油です。植物油も、今日から使わないでください。
植物油を使うよりも、シリコンの方が髪には良いです。ですので、成分表示の一番最初に植物油がドンと来ているものではなく、シリコンが使われているものを使っていただきたいと思います。
シリコンは一時期悪者にされてしまいましたが、シリコン自体は悪いものではありません。過剰に含まれているオイルシリコンが残留してしまうことや、洗い流しても取れないことはあります。ですが、基本的に髪の毛のためを思って作られている商品というのは、配合バランスをきちんと考えて作られています。
シリコンは、そもそも2000種類から3000種類あります。どのシリコンがどうこうというのは、僕自身も裏面を見ただけでは分かりません。ですが、きちんとしたメーカーさんは、そのように考えて作っています。
植物油自体は、髪の毛にとって決して悪いものではありません。具体的には、昔から日本で扱われている椿油や、頭皮につけてクレンジングに良いとされるホホバオイル、アルガンオイル、モロッカンオイルなど、さまざまな植物油があります。
問題にしているのは、そうした植物油がメインになっているものではなく、シリコンがきちんと配合されたうえで、最後に少しだけ植物油が使われているようなバランスです。例えば、高い抗酸化作用を持つローズヒップを使っているメーカーさんであれば、髪の毛に大事な成分がしっかり入ったうえで、最後に少し植物油を使うという形になっているので、これは全く問題ありません。
問題なのは、成分表示に「油、油、油、油」とがっつり油ばかりが並んでいるようなものです。こうしたものは、もう使わないでいただきたいと思います。
理由は、髪が傷んでしまうからです。
なぜ傷むのかというと、植物油がCMCと結びついてしまい、剥がれる時にCMCが流出してしまうためです。その結果、髪の毛はパサパサになっていきます。これは、乳化現象と呼ばれる現象です。
詳しく話すと長くなってしまいますが、こうした理由から植物油はおすすめしておりません。一度ついてしまうと本当に落ちにくいので、本当にやめていただきたいと思います。
3つ目は、寝癖直しスプレーです。
「なぜ使ってはいけないのですか」と、現場でもよく聞かれるのですが、僕は逆に質問したいのです。「なぜ寝癖直しスプレーを使うのですか」と。
寝癖は、水で簡単に治ります。根元から水で濡らしていただければ、寝癖は治るのです。ですので、逆になぜ寝癖直しスプレーを使うのだろうと僕は思っています。
実際に、現場でお客様を見ていると、寝癖直しスプレーを使っている方は髪の毛が乾燥して硬くなってしまっています。
水で直せるものに、わざわざお金をかける必要はありません(h3)
寝癖直しスプレーの成分は詳しく見ていないので断言はできませんが、おそらく精製水にグリセリンなど、しっとりする成分が保湿剤という名目で入っていると思われます。
つければ、髪の毛は一時的に収まると思います。グリセリン自体が髪に悪いということではありませんが、寝癖を直すためだけに、わざわざ水とグリセリンで重さを出して直す必要はないのではないかと僕は思っています。
たとえが適切かは分かりませんが、例えば肉じゃがを作るのに、醤油、砂糖、みりんがあれば十分美味しくできるのに、なぜかそこにアクエリアスやファンタグレープ、ファンタオレンジを入れるようなイメージです。砂糖、醤油、みりん、出汁があれば普通に美味しいのに、なぜかそこに別のものを入れてしまう。「なぜそれを入れたの?」と思ってしまうのと同じように、僕からすると「なぜ寝癖直しスプレーを使うの?」という感覚になります。
わざわざお金を出してまで使わなくても良いのではないかと思います。そのお金があるのであれば、質の良いアウトバストリートメントに使っていただいた方が良いと思います。
寝癖は水で直せますので、水で直してください、ということです。
続いて、紫外線防止スプレーです。紫外線防止スプレーについては、以前にも一度動画で取り上げさせていただいたことがあります。
僕は、アウトバストリートメントに紫外線防止の効果が含まれていますので、わざわざ振りかける必要はないと考えています。もちろん、つけたい方はつけていただいても構いません。気休めになる場合もあるからです。
ただ、あのスプレーは、髪の毛を傷めてしまいます。僕自身も髪をスプレーで固めることはありますが、スプレーを振ること自体が、髪の毛を傷める原因になります。
髪の毛を大切にしたいと思って紫外線防止スプレーをかけているのに、実はそのスプレー自体で髪の毛を傷めてしまっているということに、気づいていただきたいと思っています。
もう少し言うと、髪の毛はそもそも頭を紫外線から守るために、紫外線に強く作られているものです。頭皮や脳を紫外線から守るために、髪の毛は生えているのです。ですので、紫外線防止スプレーを振らなくても、髪の毛自体は紫外線に強いものなのです。
では、なぜ紫外線防止スプレーが流行っているのかというと、紫外線を防止するために大切な「18MEA」という成分が関係しています。18MEAは、1回のカラーリングや1回のパーマで、全て取れてしまいます。
さらに言うと、粗悪なシャンプーを使ってしまうと、18MEAは全て流れてしまいます。そうなると、髪の毛のダメージとなり、紫外線の影響を受けやすくなることはあります。
だからこそ「紫外線防止スプレーを使いましょう」と言われるわけですが、僕はシャンプーとトリートメント、アウトバストリートメントをきちんとつけていただければ、18MEAは擬似的に作ることができると考えています。ですので、髪を傷めてまで紫外線防止スプレーをわざわざ振る必要はないと考えています。
お肌の紫外線対策の延長線上で、髪の毛の紫外線対策というものが、メーカーさんの売り文句、訴求方法になっているのだと思います。お肌も紫外線防止をしているのだから、髪も合わせた方が良いのではないか、と潜在的に働きかける、素晴らしい商品でありコピーだとは思いますが、必要はありませんので、僕は使わなくて良いと考えています。
重ねてお伝えしますが、スプレーを使うと髪の毛は傷みますので、髪を綺麗にしたいのであれば、使わない方が良いと思います。
最後は、髪質改善です。
髪の毛を綺麗にしたい、髪質を改善したいという理由で、美容室に髪質改善に行かれるお客様は大変多くいらっしゃいます。ですが、髪質改善ほど、美容室の闇が深いものはありません。本当にきちんと選ばないと、ひどい目に遭ってしまいます。
もちろん、ちゃんとしている美容師さんもいます。ですが、そうでない美容師さんもいます。ですので、安易に「髪質改善に行けば髪が綺麗になる」と思って行くのは、やめていただいた方が良いと思います。
きちんとした美容師さんであれば、何かしらの方法があるとは思います。ですが、そもそも「髪質改善」という言葉自体が違法行為にあたります。
現在、薬機法において「改善」という言葉を使うことは、違法とされています。ですが、美容業界では、なぜかグレーゾーンのまま「改善、改善」という言葉がずっと使われ続けています。
これは、本当にあってはならないことです。僕は、違法行為をそのままお客様におすすめすることはしませんので、髪質改善というメニューは、総合的にやらなくて良いと考えています。
髪を綺麗にしたいのであれば、髪質改善というメニューを受けるのではなく、担当の美容師さんときちんと相談してください。何をもって改善したいのか、何が気になって改善したいのかを話し合い、しっかりとコミュニケーションを取ったうえで、最適な方法をアドバイスしてもらうことを、強く強くおすすめします。
今回は、髪を綺麗にしたいのであればやめていただきたい、次の5つのことについてお伝えしました。
これらは、意味がないのでやめた方が良いというだけでなく、むしろ使い続けることで髪の毛を傷めてしまう可能性があるものです。
今回の内容が、皆さまの参考になれば嬉しく思います。
今回のコラム内容をより詳しく知りたい方は、こちらの動画を御覧ください。
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https://libellule-hair.com/salon#reserve
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https://linalia.theshop.jp/
この記事を書いた人
名村 武彦
はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
リベリュールは艶やかにまとまる綺麗な髪をつくる事が得意な美容室です。髪を綺麗にするってとてもシンプルでカンタンです。
1人で悩んでいないで、ぜひお気軽にご相談下さい。
髪が綺麗になると毎日がとっても気持ちいいですよ!
はじめまして。リベリュール・オーナースタイリストの名村(なむら)です。
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